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外リンパ瘻

突然聞こえなくなる病気の一つで、他の病気と同様「めまい」「吐き気」「耳鳴」を生じます。こちらの病気は、「耳になんらかの力が加わったとき」に内耳から外リンパ液が漏れるようになってしまうことが原因と言われています。

その「なんらかの力」ですが、外傷はもちろん、ダイビングや飛行機による耳への圧から始まり、重い物をもったりくしゃみや鼻すすりで息んだときの力まで原因は多岐に渡ります。

 

明確な症状として、聞こえなくなった時に「ポンッ」と音が知るという兆候があるのですが、こちらをはっきりと感じる方は少ないので他疾患との区別が難しいものとなっています。

 

またこの病気は特定が難しく、確定診断をするには手術を行い、中耳内に外リンパ液の特異タンパクであるCTPが漏出していないか調べるしかありません。

 

治療は明確な起因がなければ他疾患同様に安静とステロイド投与を行いますが、疑わしい場合は大きな病院へ速やかに紹介させていただき治療に専念する形となります。

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