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バセドウ病

バセドウ病とは

バセドウ病は、甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンの量が過剰になる病気です。甲状腺ホルモンは、人の体を元気にする作用があり、新陳代謝を活発にします。

バセドウ病になると、甲状腺ホルモンの過剰分泌によって臓器や細胞が元気になりすぎてしまい、オーバーフローを起こしてしまいます。

バセドウ病の症状

バセドウ病の症状は、以下のようなものが挙げられます。

  • 動悸
  • 息切れ
  • 多汗
  • 体重減少
  • 手指の震え
  • 不眠
  • イライラ
  • 眼球突出
  • 甲状腺腫

これらの症状は、人によって現れる症状や程度が異なります。

バセドウ病の原因

バセドウ病の原因は、まだ完全には解明されていませんが、遺伝やウイルス感染などが関係しているとされています。また、ストレスや過労も発症のきっかけになると考えられています。

バセドウ病の治療法

バセドウ病の治療法は、大きく分けて以下の3つがあります。

  • 薬物療法
  • 放射性ヨウ素内用療法
  • 手術療法

薬物療法は、甲状腺ホルモンの分泌を抑える薬を服用する治療法です。最も一般的な治療法です。

放射性ヨウ素内用療法は、甲状腺細胞を破壊する放射性ヨウ素を内服する治療法です。薬物療法でコントロールできない場合に行われます。

手術療法は、甲状腺を摘出する治療法です。薬物療法や放射性ヨウ素内用療法でコントロールできない場合に行われます。

バセドウ病の予防

バセドウ病の予防法は、確立されていません。しかし、ストレスや過労を避け、規則正しい生活を送ることは、発症リスクを下げると考えられています。

まとめ

バセドウ病は、甲状腺ホルモンの過剰分泌によって起こる病気です。

バセドウ病は、早期に治療することで、ほとんどの場合治癒します。しかし、放置すると、心臓病や骨粗しょう症などの合併症を引き起こす可能性があります。また、妊娠中の女性がバセドウ病を発症すると、流産や早産のリスクが高くなるため、早期発見と治療が重要です。

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