甲状腺はくびの下の方にある、「体の元気を出すホルモン」を分泌する生きていく上で大切な臓器と言われています。

そんな重要臓器である甲状腺ですが、実は成人の4割以上が甲状腺に「何らかの異常」が隠れているとも言われています。特に女性が甲状腺の病気のほとんどを占めており、年代も２０～８０歳代と幅広い層に認められます。

しかし症状が出にくく、腫れていない方も多い為「健康診断」で他の部位の検査をした方で偶然見つかる方が殆どです。

また最近では妊娠に大きくかかわることも発見されてきました。
妊娠後に「バセドウ病」の様に甲状腺機能が亢進し命が危険にさらされる事や、女性不妊の原因が甲状腺機能低下症によるものが以外にも多い事など、実は病気が少ない２０代の方から甲状腺検査を受けた方が良いのです。