アトピー性咳嗽/咳喘息
アトピー咳嗽・咳喘息について
アトピー咳嗽とは
アトピー咳嗽は、アレルギー体質が関与する咳の病気です。風邪が治った後も乾いた咳が長く続き、2週間〜1か月以上にわたることがあります。
ぜんそくのような「ゼーゼー」「ヒューヒュー」といった呼吸音はなく、胸のレントゲンや聴診でも異常が見られないことが多いため、風邪や後鼻漏(鼻水が喉に流れること)と勘違いされることもあります。
特徴
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乾いた咳が長く続く
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夜や朝方に咳が強くなる
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気温差や埃・花粉で咳が悪化する
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気管支拡張薬には効きにくく、抗アレルギー薬・抗ヒスタミン薬で改善する
咳喘息(せきぜんそく)とは
咳喘息は、気管支ぜんそくの一歩手前といわれる病気です。咳だけが長期間続き、ゼーゼーした呼吸はほとんどありませんが、放置すると本格的な気管支ぜんそくに移行することがあります。
特徴
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2週間以上続く乾いた咳
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夜間・明け方に咳が強くなる
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冷たい空気・タバコの煙・運動などで咳が誘発される
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気管支拡張薬や吸入ステロイドが有効
*厳密には6~8週間以上続く咳で、吸入ステロイドが有効であれば上記診断となります。
診断と治療
当院では、問診・アレルギー検査などを行い、アトピー咳嗽や咳喘息を正確に診断します。
治療は、
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抗アレルギー薬・抗ヒスタミン薬(アトピー咳嗽)
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吸入ステロイド薬・気管支拡張薬(咳喘息)
を中心に、症状に応じて組み合わせて行います。
しかし長期にわたる咳の多くの場合は「副鼻腔炎」や「逆流性食道炎」によります。
当院ではまず上記疾患の可能性を含め聴診・内視鏡検査にて検査致します。
除外出来たのち、明らかな喘息ではない場合に軽度の気管支過敏性上昇と判断し吸入ステロイド剤等を使用し改善を試みます。
しかし明らかな気道狭窄や喘息症状の場合は、信頼のできる呼吸器内科Drへご紹介させていただいております。
こんな症状の方はご相談ください
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風邪は治ったのに咳だけが何週間も続く
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夜になると咳が止まらない
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気温差や季節の変わり目で咳が悪化する
